現在の飲酒生活は適切か、AUDITでチェックしましょう。

AUDITはWHOによって開発された問題飲酒者のスクリーニングテストで、多くの国々で飲酒問題の早期発見・早期介入のツールとして使われており、日本でも20年以上前に翻訳され、医療や保健指導の現場で活用されています。

AUDITは全部で10項目の設問から成り、AUDITは全部で10項目の設問から成り、各項目の合計点(最大40点)で飲酒問題の程度を評価します。またAUDITでは、飲酒量を計算するのに純アルコール換算で10gの飲酒量を示す“ドリンク”という単位が使われているのも特徴の一つです。

またAUDITの区分点は集団の特性や目的に応じて決めることができますが、特定保健指導で用いられている「標準的な健診・保健指導プログラム(改訂版)」では、問題飲酒者としてAUDIT8点~14点、肥前精神医療センターが開発した日本の代表的な減酒指導法であるHAPPYプログラムでは、生活習慣病を有しない場合AUDIT10点~19点を、それぞれ減酒指導の対象とし、それ以上の点数を有する者については、依存症疑いとしており、依存症専門医療機関受診の目安としています。

質問(全10項目)

以下の質問より、あてはまる項目をクリックしてください。回答後に「採点」ボタンをクリックすると得点が表示されます。

【 質問1 】

あなたはアルコール含有飲料をどのくらいの頻度でのみますか?

【 質問2 】

飲酒するときには通常どのくらいの量を飲みますか? (1ドリンク=純アルコール9~12g)

日本酒1合=2ドリンク, ビール大瓶1本=2.5ドリンク 泡盛(25度) 1合=3.6ドリンク, 泡盛(30度) 1合=4.3ドリンク, 泡盛(35度) 1合=5 ウイスキー水割りダブル1杯=2ドリンク, 焼酎お湯割り1杯=1ドリンク ワイングラス1杯=1.5ドリンク, 梅酒小コップ1杯=1ドリンク

【 質問3 】

1度に6ドリンク以上飲酒することがどのくらいの頻度でありますか?

【 質問4 】

過去1年間に、飲み始めると止められなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

【 質問5 】

過去1年間に、普通だと行えることを飲酒をしていたためにできなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

【 質問6 】

過去1年間に、深酒の後体調を整えるために、朝迎え酒をせねばならなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

【 質問7 】

過去1年間に、飲酒後罪悪感や自責の念にかられたたことが、どのくらいの頻度でありましたか?

1週に1度
【 質問8 】

過去1年間に、飲酒のため前夜の出来事を思い出せなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

【 質問9 】

あなたの飲酒のために、あなた自身か他の誰かがけがをしたことがありますか?

【 質問10 】

肉親や親戚、友人、医師、あるいは他の健康管理にたずさわる人が、あなたの飲酒について心配したり、 飲酒量を減らすように勧めたりしたことがありますか?

得点 

結果