原田 聰志

ハラダ サトシ

精神科医長(子ども心療科担当)

外来担当医表

専門領域

児童精神医学

取得・認定資格

  • 精神科専門医・指導医
  • 日本児童青年精神医学会認定医
  • 子どものこころ専門医・指導医

所属学会、委員会、役職等

  • 日本精神神経学会
  • 日本児童青年精神医学会
  • 日本森田療法学会

経歴

2004年
福岡大学医学部卒業後、福岡大学病院臨床研修医
2006年
福岡市立こども病院小児科レジデント
2008年
肥前精神医療センターレジデント(児童グループ)
2010年
肥前精神医療センター常勤医師
2011年
琉球病院常勤医師(子ども心療科)

主な論文・業績

  • 原田聰志,福田貴博他:ムンプス感染を契機に発症し、15年間診断に苦慮された辺縁系脳炎の1例
    :887-890,2011,精神医学 第53巻 第9号 短報
  • 原田聰志,福治康秀:森田療法が有効であった思春期の強迫性障害の2症例
    :139-146,2018,日本森田療法学会雑誌 第29巻 第2号
  • 原田聰志:児童精神科の立場からみた虐待対応の実態について
    :428-440,2020,児童青年精神医学とその近接領域 第61巻 第4号
  • 原田聰志:森田療法を生かした子どもの心の医療から教育への広がり―子どもの心の診療での有効性について
    :31-36,2023,日本森田療法学会雑誌 第34巻 第1号

共同研究

  • 2019年度~23年度 ADHDに特化したペアレントトレーニングの効果に関する無作為化比較化試験
    (研究責任者:沖縄科学技術大学院大学発達神経生物学ユニット 教授 トリップ・ゲイル)

メッセージ

当院では、子ども心療科外来を担当し、病棟では児童の入院や重症心身障害児病棟を担当しております。子ども心療科では、沖縄本島や離島から多くの子ども達が受診されており、多くの臨床心理士やソーシャルワーカーと共にチーム医療で対応しております。

その他、子ども心療科は二つの大きな役割を担っております。一つ目は、沖縄県の委託事業として子どもの心の診療ネットワーク事業(厚生労働省の事業:沖縄県の拠点病院)を行い、県内の子どもの心の診療に従事している医療機関や行政との連携、教育、研修事業を行っております。二つ目は、沖縄県子どものこころ専門医研修施設群の基幹病院として、琉球大学病院精神科、南部医療センターこころ科、発達神経クリニックプロップ、発達相談クリニックそえ~ると連携し子どものこころ専門医を目指す若手医師の教育に携わっております。

硬い話が多くなりましたが、子ども心療科の他病院にない特色として、チーム医療を何より大切にし、心理士、看護師、ソーシャルワーカーとよく話し合い楽しい雰囲気を作りながら子ども診療に携わることを重要と考えております。沖縄県で児童精神医療を学びたい方は、ぜひ一緒に楽しく学びながら子ども達のためにがんばりましょう!

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